atop

城下町の家

趣ある街並に溶け込みながら 輝きを放つ個性派の住まい

古い石垣で囲われた家々が立ち並ぶ街並に佇むK様邸。ホワイトグレーと黒のコントラストが鮮やかな外壁に、スチールと木の質感を活かした個性的な住まいです。 「周りは古い家ばかりなので街並に違和感のない家にしたかった」とご主人。ガルバリウムを多用した家はともすると無機質になりがちですが、玄関や軒下、ベランダに木の意匠を取り入れたことでスタイリッシュな中にも温もりが感じられる住まいになっています。 K様邸は、土間続きの広い玄関や梁を大胆に取り入れたLDK、七島藺を敷き詰めた和室など日本ハウジングらしい造り。床や柱、リビングの梁と天井は檜、階段は浮づくりの杉を用いています。木以外の天井や壁には全面に和紙が張り巡らされ、100%自然素材に囲まれた住環境です。 モデルハウスの前を通る度にその佇まいに心惹かれていた奥様は、ある日ふらりと中へ。気に入った奥様は再びご主人と訪れ、府内町家の考え方や木の家づくりに共感。パースでイメージ図を描いてもらったり、積み木を組み立てながら家づくりを進めていきました。なかでも目を見張るのは、吹き抜けの階段と見上げるほどに煙突が真っ直ぐ伸びる薪ストーブ。「モデルハウスでこのストーブを見て、木の天井とこれだけは欲しい」と奥様は思われたそうです。対面キッチンからはLDを見渡せ、一直線に並んだ水回りが毎日、仕事でお忙しい奥様の家事をスムーズにしています。ご実家の隣に畑と寄り添うように立つK様邸は、長方形の敷地を最大限に活かした2階建ての家。LDKを中心に寝室と和室と水周りを使い勝手良く配置したことで、便利な中庭も生まれました。「玄関の感じと吹き抜けの階段周辺がとにかくお気に入りです!」と満面に笑みを浮かべるご夫婦は、新しい住まいを得た喜びに包まれていました。
  • ・ 天井梁の連続性と吹き抜け階段、薪ストーブが融合するゆとりのLDK。

  • ・ 三和土の玄関土間。奥はロングボードを収める収納庫。

・ お子さん2人とご夫婦の4人暮らしのK様ご一家。

  • ・ 外からの目を気にせず過ごせる中庭。



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